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誰が「会社都合退職」「自己都合退職」を決めるのか?

会社を退職する時に、「会社都合」での退職なのか、それとも「自己都合」での退職なのかは、失業給付金の金額や支給時期に大きく影響する、けっこう大切な問題です。

まあもちろん次の会社が決まっていれば、いずれにせよ失業給付金は貰えないので、あんまり関係ないんですけれども。例えば急に辞めざるをえなくなって次が決まっていない場合には、けっこう気になるところですよね。

さて、ではそんなに大切であるこの問題。「あなたは自己都合ですよ」「会社都合ですよ」って決めてくれるのは、いったい誰なんでしょう? 今回のテーマは「誰が「会社都合退職」「自己都合退職」を決めるのか?」です。

今回参考にした書籍

退職のトリセツ 〜いちばん得する会社の辞め方〜

退職のトリセツ 〜いちばん得する会社の辞め方〜

ちなみにですが、いろいろな方にお話を聞くと、けっこう「会社が決めること」と思っている方が多いようです。
先日、うちの嫁が勤めていた会社を退職することになったんですね。で、会社から離職票が送られてきたんですが、そこには「離職票の書き方」というマニュアルが添えられており、「自己都合で【異議なし】にマルをしてください」と書いてありました。

何も知らない人が見たら、「ああ、自分は自己都合での退職で決まっているんだな」と思うでしょうし、嫁も何の疑問もなく「異議なし」にマル付けてました。

ということは、自己都合か会社都合かを決めるのは、「会社」なんでしょうか?

いいえ、その考え方は間違っております。

「え?じゃあ自分で決めていいの?」

それも間違っております。

正解は…身も蓋もない答えですが、なんとハローワークの係員さんなんだそうです。笑

以下、「退職のトリセツ」から引用してみましょう。

離職票にも、会社の記載内容に対して「異議あり・異議なし」の記入欄があります。退職理由が「自己都合」となっていたら、「異議あり」を丸で囲みます。
この離職票を持ってハローワークに行き、失業給付の手続きをします。会社記載の離職理由と異なる場合には、なぜ「異議あり」にしたのか、その理由について必ず聞かれます。
落ち着いて、持参した証拠を示しながら、その理由を説明してください。
(略)
係員があなたの主張を理解してくれているかどうか、しっかり見極めてください。
(略)
ハローワークは、会社側の担当者を呼び出し、持参させた証拠を審査します。両当事者の証拠を比較検討して、おおむね1週間以内に結論が出るでしょう

そう、会社の言い分と労働者の言い分が異なる場合に、ハローワークは「会社都合」か「自己都合」かを審査し、結論を出してくれるんですね。
つまり、「会社都合」か「自己都合」かを決めてくれるのはハローワークの係員さんということになります。けっこう意外じゃありません?

多くの皆さんが、うちの嫁のように深く考えずに会社の主張を受け入れていたと思います。もし退職理由に「異議」がある場合、「もう会社が決めたことだから…」なんて諦めずに、異議を申し立ててみてはいかがでしょう?「自己都合」か「会社都合」かは、ハローワークの係員さんが決めることであって、会社が決めることでも、ましてやあなたが決めることでもないんですから。