読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

健康で効率的な最低限度の生活

社内失業、スポーツと健康

「転職を考えてます」公立高校の事務職員 Tさんにインタビュー

Tさん(31歳男性)は、関東の某公立高校で事務職員として働いている。非正規の職員として雇用されて5年。昨年奥さんとの間に娘が生まれた。

「子供は可愛いですよ。今1歳3ヶ月で、最近ようやくパパ、ママ、ぐらいは話すようになりました。うちの子は、『ママ』より先に『パパ』を覚えたんです。珍しいでしょ? 普通は、ずっと一緒にいる『ママ』を先に覚えるはずなんだけど。ただ、俺を見ても『パパ』、嫁を見ても、テレビを見てても『パパ』って言う。まあ要するに、何を見ても『パパ』なんですよ(笑)」

カバンから、インタビュー前に書店に寄って買ったという、子供用の絵本を出して見せてくれた。

「公立高校の事務職員というのは、今どんどん要らなくなってる。どの学校でも、これまで二人はいた事務員が、一人に減らされたり、ゼロ人になったところもある。ただ、正規職員は、公務員と同じだから、仕事がなければ他に行くところはあるんですよ。私のような非正規だと、厳しいですね。
なんで事務員が減らされているかというと、事務作業がどんどんシステム化されてるからです。うちの学校も、来年の頭には大きなシステムが導入されるんです。いままで、わたしのような事務員が行っていた事務作業を、先生たちがPCに直接入力するようになる。そうすると、普通に考えると事務員は要らなくなりますよね。だから、今は転職を考えています。国家資格の、「ITパスポート」の資格を取ろうかなと思ってます。うちには将来的にお金のかかる子供がいますからね。お金を稼がないと…」